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韓国の名門女子大、就職難対策に卒業後も学生身分維持制

2008年12月27日

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 【ソウル=牧野愛博】韓国ソウル市の淑明女子大学は24日、卒業生が最大1年間無料で学生の身分を維持できる「ポスト学士課程」を来年3月の新学期から始めると発表した。就職難で卒業をためらう学生が増えている状況に対応した「経済危機克服対策」と説明している。

 同大は創立102年の歴史を誇り、梨花女子大学と並ぶ韓国の名門女子大。今年、進学や軍入隊、海外留学者などを除いた新卒者のなかで、実際に就職した学生の比率は68.9%。淑明女子大学は72.3%で全国平均を上回った。

 それでも就職難には変わりない。卒業に必要な単位を全部履修せず、来年も望んで大学に残るとみられる学生は346人に上り、昨年よりも50人以上増える見通しだ。

 徴兵制のある韓国では卒業後に軍勤務を経て就職する男子学生も珍しくない。直ちに入社しなくても新卒扱いにするケースが多いが、企業側は特別の理由なしに就職を先延ばしする「新卒者」の採用を嫌う傾向があるという。

 このため、卒業後も1年間は学生の身分を維持できる仕組みを編み出した。学び足りなかった講義を追加で受けたり、国内外のインターンシップ活動に参加したりできる。図書館などの教育施設や大学のインターネットサービスなども無料だ。大学にとって「赤字」になるため、同大の卒業生に限るという。

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