2008年12月27日
ジェフ・メニギノさんが住むアパートの外観
ソファーでくつろぐアパートの賃借人、ジェフ・メニギノさん
ソファのあるくつろぎスペースと6台の自転車のスペースがあるリビング
日本の6畳ほどのスペースに、広い収納スペースがついた寝室
オーブンや電子レンジもあり、料理にはまったく問題ない広さのキッチン
ロサンゼルス郡に属する市の1つが、レドンドビーチ市だ。この街は海沿いのリゾート地として知られ、2000年の国勢調査では、約65000人が居住していると報告されている。年収約800万〜1000万円の中流階級、35歳〜44歳の子どものいない夫婦の割合が最も多い。
アメリカでビーチと名のつくところなら、治安や気候がよいことから人気が高く、人口は増加の一途をたどる。レドンドビーチ市もその例に漏れることなく、家賃は上昇する一方だ。
この市で15万円の賃貸と言えば、1ベッドルーム(1寝室)のアパート。ただ、1寝室と言っても、広いリビングやキッチンがあるので、おそらく東京の15万円のアパートよりは広いだろう。
ただ、車社会のロサンゼルスではフリーウェイ(高速道路)に近いことは必須だが、同市からはフリーウェイにたどり着くだけで約15分かかる。また、ロサンゼルス・ダウンタウンへ行く場合は、交通渋滞にもよるが約1時間かかることが難点だ。
しかし、同市内で仕事をする人々にとっては申し分のない環境。同市の住民の大半は、通勤時間が約20分の人々。1時間かけて通勤する少数派は、ビーチコミュニティーに住む好環境を優先。その他、学校の良し悪しに大きな差があるロサンゼルスのため、よい学校があることなどがこの市を選択した理由に挙がる。
今回紹介するのは、敷地面積500平方メートル、延床面積354平方メートル、1959年築のアパートだ。ここにはスタジオ(簡易キッチンがついた寝室とシャワーのみのアパート)が1世帯、1ベッドルームが2世帯、2ベッドルームが2世帯の5世帯が入っている。
日本でいう約6畳ほどの寝室と広いリビング、約3畳のキッチンがついた約81平方メートルの1ベッドルームに住むのは、ジェフ・メニギノさん。
「自分が生まれ育った街なので、家族や友だちが多いことがここに住む理由です」
もちろん、会社にも近く、趣味でサーフィンを楽しむメニギノさんにとって、ビーチが近いことも必須のようだ。
このアパートを賃貸する際には、家賃1カ月分の敷金を支払ったという。不動産業を営むメニギノさんは「狭い1ベッドルームですが、ロケーション代だと考えると妥当でしょう」と話す。
ただ、人気がある街だから人や渋滞が多い。「リタイヤ後は、別の州にある田舎に引っ越します」。
どうやらこの街、シニア層には向かないようだ。