2008年8月27日
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牛肉の三色巻き 撮影・大山克巳 |
巻く。くるくる巻く。なんとなく楽しい作業です。今回の「牛肉の三色巻き」は手軽で彩りもきれいなお総菜。「味つけをちょっと濃いめにすれば、お弁当のおかずにぴったりですよ」と家庭料理研究家の土井信子さん。
巻き込む野菜はゆでず、生のまま細く切りそろえました。シャキシャキッとした歯ごたえを残したかったからです。後で肉を焼くときに火が通るので、インゲン(大阪育ちの土井さんは「三度豆」と呼びます)もそのまま使いました。でも、青臭さが気になるようでしたらさっとゆでてください。
巻きこむ具はお好みでいろいろ。アスパラガスやウド、ゴボウ、ダイコン、ジャガイモ、エリンギ……。水気の多いものでなければ大丈夫。季節を包みこむように楽しんでみてはいかがですか。短冊形に切ったキャベツに野菜を抱きこんでから、肉で巻く手もあります。まとまりやすいのです。
幅の狭い肉なら、らせん状に巻きつけましょう。豚肉の薄切りでもできます。ロールがほどけそうと心配だったら、つまようじを斜めの角度からさしておきます。
巻いたとき、きりっとかっこいいロールにならなくても気にしないで。焼くと肉がきゅっと「焼きやせ」するので、太めがいいのです。
このメニューを土井さんは子ども料理教室でも教えたことがあります。「子どもはくるくるするのがうまいですね。手が小さいから」。キュウリが大好きな男の子は「キュウリを巻く」と張りきってつくったそうです。
親子で巻き巻きするのも楽しそう。小さな手と大きな手で、どんなものができるでしょうか。
◇栄養ワンポイント
肉に野菜がたっぷり入っているので、野菜不足が気になる人には好ましい主菜。牛肉は脂身の少ないところを使うので、エネルギー量も減らせる。生活習慣病の予防になる。食卓にたびたび登場させたい一品。
〈献立例〉冷やしそうめん、カボチャとオクラの煮物、キュウリとワカメの三杯酢
(管理栄養士・宗像伸子)
1人前193キロカロリー、塩分1.4グラム
【材料】(4人前)
牛肉モモ薄切り250グラム、ニンジン100グラム、セロリ80グラム、インゲン80グラム、たれ用調味料(しょうゆ大さじ2、酒大さじ2、砂糖大さじ2)、サラダ油大さじ1
(1)ニンジンの皮をピーラーでむく。セロリも外側のかたいスジをピーラーで取りのぞく。ニンジンとセロリを4、5センチの長さの太めの千切りにする。インゲンも4、5センチの長さにそろえて切る。
(2)1枚の牛肉をまな板に広げ、ニンジンとセロリ、インゲンを等分して束にし、手前の端にのせる。牛肉に野菜をくるくる巻きこんでいく。牛肉1枚1枚で同じように野菜を巻く。
(3)しょうゆと酒、砂糖を混ぜ、たれを作っておく。
(4)フライパンにサラダ油をひいて熱し、三色巻きの巻き終わりを下にして焼きつける。中火〜弱火でじんわりと、さいばしでころころ動かしながら焼き色をつける。
(5)フライパンの余分な油をキッチンペーパーでふきとる。たれをまわし入れ、からめるように焼き、照りをつける。
(6)食べやすく切って盛りつける。お好みで粒マスタードを添える。
連日の暑さでたまった疲れや、クーラーで冷え切った体に! ニンニクラーメンやモツ鉄板、夏野菜インドカレーなど、元気が出そうなメニューをご紹介。スタミナ料理でパワーを補給して、残暑を乗り切ろう。
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