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激安ノートPCが大ブーム

2008年12月15日

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 1台4万〜5万円台を中心とした低価格ミニノートパソコンが人気です。「ネットブック」と呼ばれ、台湾のアスーステックの「Eee―PC(イーピーシー)」が火付け役になりました。この秋には大手国内メーカーのNECと東芝からも製品が登場し、競争はさらに激化。よく知らないメーカーの製品ばかりだからと敬遠していた人からも注目されそうです。

■4、5万円台で続々登場

 NECが発売したのは「LaVie Light(ラヴィ・ライト)」。同社のノートパソコン「ラヴィ」の弟分的位置づけです。「ダイナブック」「コスミオ」という二つのブランドを持つ東芝は「NB100」を発売。こちらはいずれのブランドにも属していません。

 どちらの機種も基本性能は同等です。インテルのネットブック向けCPU「Atom N270」を搭載し、メモリーは1ギガバイト、画面は8・9型ワイド液晶。無線LANを内蔵し、OSはウィンドウズXP SP(サービスパック)3です。

 ハードディスク容量やビデオチャットに使える内蔵カメラの画素数はラヴィ・ライト、本体のサイズと重さ、ブルートゥース対応の面ではNB100が少し有利ですが、ほぼ同等です。

 数字に表れない使い勝手も、ラヴィ・ライトが電源オフでUSB端子から携帯音楽プレーヤーなどを充電できるのが目立つ程度で、国内メーカーならではの特色は弱めです。

 8・9型ワイド液晶の機種はキーボードの幅が全体に狭く、特に右端の記号キー部分が目立って小さくなります。手前のパッドも小型で、クリック用ボタンが押しにくいかもしれません。購入を検討する人は、ぜひ店頭の展示機を触ってチェックしてください。ウィンドウズ付属の「メモ帳」などで実際に文章を打ってみましょう。

■性能低め、ネット利用が中心

 使い勝手を重視するなら、解像度はそのままで一回り大きな10型ワイド液晶搭載機がおすすめ。一般的なA4サイズノートパソコンほどではありませんが、キーやパッドのサイズに余裕ができ、画面も大きく見やすくなります。

 性能は変わらず、サイズや重さが大きくなりますが、ノートパソコンとしては十分にコンパクト。今後はこちらのクラスが主流になる可能性もあります。

 この流れに乗っているのが、直販パソコンで知られるソーテックの「C1」と、エプソンダイレクトの「Endeavor(エンデバー)Na01 mini」の2機種。エンデバーはカメラがありませんが、4万円台半ばほどの安さは魅力です。

 10型ワイドの機種としては、アスーステックから1000Hと高級感あふれるS101の2機種が登場。日本ヒューレット・パッカードはデザインと価格が魅力の「HP Mini 1000」、IBMのパソコン事業を買収したレノボは大容量バッテリーを標準搭載した「IdeaPad(アイデアパッド)S10e」をそれぞれ発売するなど、選択肢が広がっています。

 選ぶ上で覚えておくべきなのは、ネットブックは性能が低いということです。写真や動画の加工をするような、いわゆる「重たいソフト」を使うには不向きです。ユーチューブなどの動画サイトを見るのも、快適とはいえません。

 でも「ネットブック」の名前通り、メールやウェブサイト閲覧のような用途であればあまり不満は感じません。リビングやベッドサイドで気軽に使うのも便利です。実際、「1台目」ではなく、2、3台目としての購入が主流といわれています。

 競争の激しさを反映して、日本エイサーは12月初め、「ASPIRE one(アスパイア・ワン)」の価格を5千円下げたうえ、12月下旬〜来年1月末の限定でエクセルやワードなど「オフィス」搭載のモデルを5万9800円で発売すると発表しました。

 他のモデルも値下げや機能強化が行われているかもしれません。購入を検討している人は、価格や性能を店の人によく確認しましょう。何に使いたいかも忘れず伝えるのが重要です。(ライター 斎藤幾郎)

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